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産地直送の通販を選ぶとき、「農協が運営するサイトと、個人の生産者が出品するサイトは、結局どこが違うのか」「送料はどちらが分かりやすいのか」「品揃えや支払い方法に差はあるのか」と迷う人は多いと思います。この記事では、JAタウンを中心に、個人産直サイトとの違いを具体的に見ていきます。
JAタウンと産直サイトの比較表
| サービス名 | 出品者のタイプ | 送料の分かりやすさ | 品揃えの目安 | 支払い方法の幅 | 定期便・お試し |
|---|---|---|---|---|---|
| JAタウン | ◎ JA・産地中心 | △ 商品ごとに異なる | ○ 100ショップ以上 | ◎ 6通り以上 | △ 定期便の記載少なめ |
| 食べチョク | ○ 個人生産者中心 | △ 生産者ごとに異なる | ◎ 6万件超 | ○ 詳細は要確認 | ◎ 初回1,980円 |
| ポケットマルシェ | ○ 個人農家・漁師中心 | ○ 商品ごとに設定 | ○ 16,000品 | ○ 詳細は要確認 | ○ 旬の野菜定期便あり |
| らでぃっしゅぼーや | ○ 有機農家中心 | ○ 個別に確認が必要 | ○ 詳細は要確認 | ○ 詳細は要確認 | ◎ 定期宅配専門 |
| 産直アウル | ○ 個人生産者中心 | ◎ 送料が安いとの指摘あり | △ 登録商品数少なめ | ◎ PayPay対応 | ○ 詳細は要確認 |
この表は、出品者が農協なのか個人なのかという違いを軸に、送料・品揃え・支払い方法・定期便の使いやすさを並べたものです。まずはJAタウンから、それぞれの特徴を見ていきます。
各社の特徴
JAタウン
★★★★☆ 4.0
JAタウンは、JA全農が運営する産地直送のショッピングモールです。全国の農協や産地の生産者団体が出店し、各地の農畜産物や特産品を直接届ける仕組みになっています。現在は約100ショップ以上が出店しており、時期によってショップごとのキャンペーンが行われています。
送料については一律ではなく、商品やショップによって金額が異なります。過去には「夏の福袋」のように、価格5,000円〜10,000円(税込)程度の商品を対象に、送料負担なしとするキャンペーンが実施されたこともありますが、これは常時の設定ではなく、時期限定の企画として行われたものです。支払い方法はクレジットカード、代金引換、コンビニ決済、銀行ATM決済、銀行ネット決済、GMO後払いなど6通り以上用意されており、この幅の広さは個人の産直サイトと比べても分かりやすい点です。
使い方としては、肉の日や魚の日といった定期セールの時期に合わせて注文する方法や、年に一度のJAタウンアワードで表彰されたショップから選ぶ方法があります。向く人は、農協という組織を通じて安心感を持って産地の品を選びたい人です。反対に、生産者と直接やり取りしながら商品を選びたい人には、後述する個人の産直サイトのほうが向いています。
個人の産直サイトとの大きな違いは、出品の主体がJA(農協)という団体であり、個人の生産者が個別に価格や発送を決めているわけではない点です。この点が、食べチョクやポケットマルシェとの一番の違いになります。
食べチョク
★★★★☆ 4.3
食べチョクは、株式会社ビビッドガーデンが運営する産直サイトで、個人の生産者が自分で価格や商品を設定して出品する仕組みです。品揃えは6万件超とされ、産直サイトの中でも国内最大級の規模を持っています。定期便「食べチョクコンシェルジュ」は初回限定で1,980円(税込・送料込)から利用できます。
ただし、送料は生産者ごとに異なるため、購入前に商品ページでの確認が必要です。向く人は、品揃えの多さやオーガニック志向の商品を探したい人です。JAタウンとの違いは、出品の主体が農協ではなく個人の生産者である点で、送料や在庫の管理も生産者ごとに変わります。
ポケットマルシェ
★★★★☆ 3.9
ポケットマルシェは、ポケットマルシェ株式会社が運営する産直サイトです。提携する農家・漁師は5,000軒を超え、規格外の商品を扱っていることや、ふるさと納税と連携している点が特徴です。商品ごとに生産者が価格を設定しており、「旬のお野菜定期便」のような定期便も用意されています。
向く人は、生産者と直接やり取りをしたい人や、規格外品を安く手に入れたい人です。JAタウンとの違いは、農協という組織を経由せず、生産者本人が発送や価格を決めている点にあります。
らでぃっしゅぼーや
★★★★☆ 4.0
らでぃっしゅぼーやは、オイシックス・ラ・大地株式会社が運営する産直サービスです。有機・低農薬の栽培にこだわった商品を扱い、単品での都度購入ではなく定期宅配を中心に展開している点が特徴です。
向く人は、健康や子育てを意識して、有機野菜を継続的に届けてほしい人です。JAタウンとの違いは、JAタウンが単品での都度購入や季節のキャンペーンを中心にしているのに対し、らでぃっしゅぼーやは定期宅配が主体になっている点です。
産直アウル
★★★★☆ 4.0
産直アウルは、PayPay決済に対応している点が他の産直サイトと異なる特徴です。比較記事の中には、送料の面で産直アウルが安いとする指摘もありますが、これは一次情報での確認ができていない参考情報として扱う必要があります。運営会社・公式サイトの詳細は今回の調べでは確認できませんでした。
向く人は、PayPay決済を普段から使っている人や、シンプルな商品検索で十分という人です。JAタウンとの違いは、出品数の規模が小さめとされる点と、決済手段にPayPayが用意されている点です。
選ぶときに見るところ
1つ目は、誰が出品しているかです。JAタウンは農協という組織が出店の窓口になっているため、産地や生産者団体としての信頼感を軸に選べます。一方で食べチョクやポケットマルシェのように個人が直接出品するサイトでは、生産者一人ひとりのこだわりを確認しながら選ぶことになります。ここを見ないと、届いた商品の背景がJAなのか個人なのか分からないまま注文してしまうことになります。
2つ目は、送料の確認方法です。JAタウンも食べチョクも、送料は一律ではなく商品やショップごとに異なります。ここを見ずに注文すると、想定より送料が高くつき、思っていたよりも支払いが増えてしまうことがあります。キャンペーンの送料負担なしという表示も、対象商品が限られている場合があるため、対象範囲まで確認しておく必要があります。
3つ目は、単発購入か定期便かという利用の形です。らでぃっしゅぼーやのように定期宅配が中心のサービスもあれば、JAタウンのように季節ごとのセールや福袋を単発で選ぶ形のサービスもあります。ここを見ないと、継続して届けてほしいのか、必要なときだけ注文したいのかという自分の希望と、サービスの仕組みが合わないまま契約してしまう恐れがあります。
まとめ
JAタウンは、全国の農協が窓口となって産地の品を届ける点が、個人の生産者が直接出品する食べチョクやポケットマルシェとの一番の違いです。送料は一律ではなく商品ごとに確認が必要ですが、支払い方法の幅は広く、肉の日・魚の日といった定期セールや季節の企画も用意されています。
個人とのやり取りを重視するなら食べチョクやポケットマルシェ、有機野菜の定期宅配を求めるなららでぃっしゅぼーや、PayPay決済を使いたいなら産直アウルという選び方もできますが、農協という組織を通じた安心感を求める人には、まずJAタウンの品揃えを確認してみることをおすすめします。
最後に一言
本記事の情報は執筆時点のものです。最新の内容は公式サイトをご確認ください。

